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若返りホルモン

おなかが グ~~

南雲先生の本に寄りますと
おなかが グ~~っと鳴っている時こそ、若返りが起こっているのだそうです

小腸に食べ物が流れて来ないと モチリン というホルモンが出て、胃にぜん動運動を起こさせます
ぜん動運動を起こさせても胃の中に何もなければ小腸に流れて来ませんから
グ~~っと鳴るだけです

すると、次に グレリン というホルモンを出します
グレリンの語源は成長という意味なのだそうですが
グレリンによって脳から成長ホルモンが出ます

この成長ホルモンが内臓脂肪を燃焼させて栄養源とするのだそうです

そして、この成長ホルモンに若返りの作用があるのだそうです

さらに真打ちがおりまして
サーチュイン遺伝子と言います

空腹になりますと体内の細胞の遺伝子を調べて、傷ついた箇所を修復して若返らせるのだそうです

へぇ~~ぇ!
そういえば、おなか空いたぁ~と思ってから
さらに、しばあらくすると、
さっき程は、空いてない

そんな経験があるのですが
皆さんは、どうなのでしょうか?

お昼の番組で

タモリさんが「オレ、腹6~7分目にしてる」とか言っていました
「猿の実験で腹一杯食べさせた猿と制限させた猿の実験でね、全然違うの」
とか言っていました

たぶん同じ実験映像だと思います
私も見ました

顔つきからして全然違うのです
常に満腹の状態の猿は
目はどんよりして、動きはにぶく、じっとしてて、活力が無いと云おうか、ただ生かされているって云う感じ

一方、十分に餌を与えられていない猿は
目はキョロキョロ、檻の中はウロウロ
餌に有り付けばガツガツ食べる

いつ餌に有り付けるか?と思えば当然な事
食に関し意欲的です

先に述べた南雲先生
たぶん先生も同じ実験映像を見ているンだと思います

ここから本の転記をします

あらゆる動物で食事の量を変化させて飼育したところ、4割減らしたときに1、5倍長生きすることが分かったのです。
さらに、食事を制限した猿と、満腹になるまで食べさせた猿とを比較してみたら、制限した猿の方が、毛並みがつやつやして、顔つきも若々しかったという研究結果が出たのです。
人類の17万年の歴史というのは飢えとの戦いでした。
その間に、飢餓に弱い人類は皆、滅んでいったのです。そして、空腹のときにこそ生命力を発揮できる人類だけが残りました。
私達もその子孫です。したがって、空腹の状態になると、サーチュイン遺伝子が発現して、体内の細胞の傷ついている遺伝子を修復してくれるのです。その結果長寿と若返りが可能になるのです。 

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